肥後(熊本県)の領主であった加藤清正公が建立した妙法蓮華経の五ケ寺のひとつです。
慶長6年(1601)、日蓮宗の信者であった清正公は、京都本圀寺常林院日榮上人を招き、法心寺を建立しました。法心寺には清正公が着用した鎧や遺品が数々残っています。
本堂の前にあるイチョウの木は大分市指定の名木で、別名を「逆さイチョウ」と言われており、本堂建立の時に清正公が持っていた枝が育ったもので、枝が逆さにでているという伝説があります。
清正が慶長16年に病死して以来、追善供養の法要が行われており、現在は二十三夜祭として鶴崎の夏の風物詩として親しまれています。
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