四国の佐田岬灯台と向かい合う形で、瀬戸内海と外洋を結ぶ速吸瀬戸は、潮流は激しく渦巻き、暗礁も多く航海の難所であるが、航海の道しるべとして関埼灯台は、明治34年(1901)に設置、点灯されました。
当時の灯台は、光源に石油灯を使用していたため、電化された大正15年(1926)までは「すす」の取り除き作業に難儀していたようです。
昭和45年4月に無人化されましたが、設置当時の職員は灯台敷地内の宿舎で生活しており、昭和30年代までは、今のような道路はなく、陸の孤島のような環境でした。
平成21年2月にLED(発光ダイオード)化され環境にやさしい灯台となりました。なお、光達距離は12.5海里(23.15km)です。
県内では最古の灯台で令和4年6月に登録有形文化財に登録されました。
令和6年に改装リニューアルを済ませ、美しく生まれ変わってます。
灯台周辺は自生の椿が約800本、(日豊海岸国定公園の)桜の名所としても知られ、順に咲いて訪問者を迎えます。
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