寛永18年(1641)、熊本藩主の細川光尚公の協力を得て開設。 参勤交代の際に休憩所として使われた書院、御殿など、江戸時代の伽藍をそのまま残しています。 巨大な輪蔵を内蔵する経蔵もあります。 (県指定有形文化財) …
5世紀中頃に造られたと考えられている全長90mの前方後円墳です。 女性の首長を埋葬した、海部(あまべ)を代表する古墳の一つであり、副葬品も県指定有形文化財になっています。1932年の植林作業中に2基の緑泥片石製箱式石棺が発見され、その後の調査で4体の人骨が発見されました。 女性1体が「北…
「虎御前の供養塔」は、佐賀関街道(関往還)に面した、通称虎御前峠にあった。 付近に湧き水が見られ、通行人が休息するのに都合の良い場所であったという。 『佐賀関町史』には、五輪塔があると記載されているが、現在は見当たらない。 おそらく、その五輪塔を虎御前の供養塔と称していたと考えられる。 …
佐賀関の半島の先の方に関崎海星館があり、さらに突端に関崎稲荷神社と灯台があります。 その灯台の近くに、関崎地蔵はあります。 養老年間(717~724年)に、役小角(えんのおづぬ:修験道の祖)により航海安全を祈願して祀られたことから「波除地蔵」の名があり、また「地蔵崎」とも呼ばれています。…
「白黒と 争う碁洞(ごとう)劫ノ浦(幸之浦) 波より他に 打つ人なし」の句です。 肥後の殿様がこの碁石の浜で詠ったといわれるもので、白黒の碁石浜の地名をうまく織りこんで詠っています。