令和6年7月7日(日)、大分市神崎の別大国道(国道10号)沿いに新規オープンした、
道の駅「たのうらら」。
道の駅「たのうらら」は、道の駅「さがのせき」、「のつはる」に続く、
大分市内3か所目の道の駅です。
JR大分駅・別府駅のどちらからも車で15分ほど走ると、別大国道の山側沿いに
白い壁の道の駅「たのうらら」が現れます。
曲線の屋根が特徴で、別府湾の穏やかな海や高崎山の稜線をイメージしているそうです。
エントランスから入ると、右手に1972年まで、大分-別府間を運行していた路面電車が展示され、当時の雰囲気を体感できるのはもちろん、運転席に映し出される久大本線の緑豊かな景色はまるで
運転手になった気分が味わえます。
道の駅といえば、何といっても地元の産品が揃うのが大きな魅力です。
ここ道の駅「たのうらら」でも、大分の山の幸、海の幸も豊富に揃っています。
今が旬のスイカは佐伯産、トウモロコシは竹田市菅生産で、ミカンやキャベツなどすべてが採れたての産地直送で、大分県を代表する名産品のひとつ「シイタケ」も種類豊富に揃っています。
道の駅では珍しい海の幸ですが、佐伯市の蒲江から直送された魚介が揃い、
海鮮丼や海鮮ちらし丼などもテイクアウトできます。
大分のお土産も取り揃え、大分の銘菓「ざびえる」のほか、豊後牛や関さばなど大分の厳選素材を
使った逸品、「たのうららオリジナルSelection」は見逃せません。
そのほか、大分ならではの食材を使ったお惣菜やお弁当や調味料なども取り揃え、
楽しみながら買うことができます。
そして、2階には、大分産のニラにこだわる辛麺屋「枡元」が出店し、大分市発祥の
「にら豚」のほか、大分市の郷土料理のとり天やりゅうきゅうなどのメニューも楽しめます。
ここで、ちょっとおせっかいな情報です。
実は、道の駅「たのうらら」は、買う・食べるだけじゃないんです。
まずは、2階の展望デッキです。
ここからは、風光明媚な別府湾と別大国道を一望でき、夜9時まで利用できるので、
大分市と別府市のイルミネーションが一度に楽しめます。
そして、別大国道でサイクリングやランニングを楽しむ人に向けたサービスも充実しています。
建物1階にある「サイクルステーション・ランナーズステーション」では、自転車の
メンテナンススペースと男女別のシャワーブースがそれぞれ二つ設置されています。
サイクリストやランナーたちの憩いの場としても活用していただけます。
このほかにも、2階には、大分が西洋音楽発祥の地であることに由来したホール、
「おとの聴こえる広場」ではグランドピアノが常設され、
「木とふれあい、木に学び、木と生きること」をテーマとした「木育広場」は、
子どもたちがのびのびと遊べる場所もあります。
ここでは、紹介しきれない様々な魅力のある、道の駅「たのうらら」。
ぜひ、お揃いでお出かけください。